25Apr
今回は開咬のケースをインビザラインで治療した症例のご紹介となります。
開咬(オープンバイト)とは奥歯が噛んでいるにもかかわらず上下の前歯が接触しておらず全然噛んでいない状態のことです。開咬の問題点は前歯で食べ物が噛み切れないことや発音に支障をきたす、口の中が乾くなどいろいろな悪い症状がございます。
治療前
よくインビザラインのようなマウスピース矯正で治せるのかとご質問を受けますが当院では多くの開咬症例を治療しており問題なく治療が可能であると思っております。
開咬は矯正治療後の前歯がまた噛めないように後戻りしてしまうことが多いといわれておりますのでしっかりと治療期間をとり後戻りがしないように仕上げることが重要となります。今回ご紹介の患者さんは10台の方で骨が柔らかく歯の移動も早かったせいか1年ほどで写真のような結果となりましたがややオーバーバイト(前歯のかぶさり具合)を多めにすることで少々後戻りしてもちょうどよいくらいに仕上げを持っていきました。
治療後
治療終了後はしっかりと保定し後戻りの影響を最小限にしなくてはなりません。保定は今回2年間の期間を取るようご説明し患者さんもご家族の方もご理解をしていただいておりますので定期的に診察に来ていただくことになっております。
保定期間中も歯科衛生士が歯のクリーニングやフッ素塗布を行い虫歯や歯周病をしっかりと予防してしていきます。患者さんにおかれましても普段のセルフケアによる丁寧で的確なブラッシングを心がけましょう。
- インビザライン 70~90万円(税込)
- ※矯正治療は自由診療(保険外診療)です。
- ※平均的に3か月に1度程度の定期健診が必要で、3年程度の治療期間がかかります。治療期間が予定期間より長くなることもあります。
- ※後戻りしないためには保定の期間が2年程度必要となります。
- ※難症例の場合のインビザライン費用は80~90万円(税込)となります。
新港イトセ歯科
〒874-0923
大分県別府市新港町5-1シャインリゾート別府 2F
TEL:0977-21-4477
HP::http://itoseshika-kyousei.com/