いわいる出っ歯の状態で顎が小さいのも特徴です。
まずは動画にて歯が動いていく過程をご確認ください。
初診時
上顎の前歯がかなり前に出ていて上下の前歯が噛めない状態です。一般的に言われている「出っ歯」の状態です。奥歯も右が2級不正咬合で左は1級咬合ですので正中に上下のズレが見られます。上下左右の5番を抜歯し上顎は前歯を中心に後方移動し下顎は奥歯を中心に1級咬合にする治療計画を立てました。
3ヵ月後
10日に一度インビザラインマウスピースを交換していきますので3ヶ月目で9個のインビザラインマウスピスを使用しております。 抜歯したスペースを徐々に閉鎖していく段階です。
6ヵ月後
上顎の前方の8本を同時に後方移動し上下の前歯が接触するまでもう一息です。 抜歯スペースも半分以下になり1級咬合に向かっています。
9ヵ月後
上顎前歯の後方移動をしながら正中を合わせにかかります。 上顎前歯の傾斜も緩やかになり突出感がなくなってきております。
12ヵ月後
全てのスペースが閉鎖し上顎の前歯は十分に後退し審美的にも良好な状態。奥歯も1級咬合となりかみ合わせもよくなりました。 これだけ大きな前歯の後方移動を行ったとしてもインビザラインでは前歯が内側に倒れた仕上がりになるといったことはありません。